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16日からモナコで初めて歌舞伎が上演され、今回のモナコ歌舞伎に協賛させていただくことになりました。15日にモナコへ入って、すぐにゲネプロがあり本番同様の舞台稽古を通しで行うものでそれに参加させていただきました。会場となったのはオペラ座ガルニエ、歴史のある芸術的な美しい建物で歌舞伎の舞台がマッチし独特な雰囲気をかもし出していました。pressの方のみ入場が許され、ほんの少人数で見る歌舞伎はとても贅沢で貴重な体験です。最後には役者さんが集まり最終調整を念入りにされていました。
翌日の初日、初めに海老蔵さんの鏡獅子、弥生姫から獅子に様変わりする見せ場では観客の皆さんの反響がすごく迫力のある演技に拍手、拍手で大変な盛り上がりでした。
次に團十郎さんと時蔵さんの鳴神、團十郎さんの独特の個性が出た僧侶役と時蔵さんの粋な女役とのからみが見どころで、惹きつけられる演技に皆さん堪能されたご様子でした。
最後にはスタンディングオベーションが起こり拍手が鳴り止まず、カーテンコールも続き大盛況でした。
歌舞伎の後には晩餐会があり、それに招待いただき、フレンチで有名なアランデュカスさん、お寿司の久兵衛さん、和菓子の老舗末富さんとのコラボーレションが実現したこだわりのディナーでした。同じテーブルには、海老蔵さん、時蔵さんもいらっしゃって、会話もはずみとっても楽しい一時を過ごしました。
つくづく、歌舞伎は日本人だけではなく、世界中の方々に感動を与え、日本が誇れるすばらしい伝統芸能と改めて感じました。今後も、微力ですが日本の伝統文化の推進に協力できればと思っています。
オペラ座ガルニエにて ゲネプロの海老蔵さんの鏡獅子
プログラムの写真 晩餐会にて、団十郎さん、奥様と
ご一緒に
ライトアップされたガルニエ
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